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靴下はどうあるべきか

靴下は衣類の中で求められることが一番多いものなのではないかと思っています

 

まずインナーでありアウターである事

靴を履くときは基本的には足と靴の間に挟まっているインナーだし

もちろん靴を脱ぐシーンもあるから多少オシャレでないといけない

どちらの時も全体重を常に受けている

 

靴の中でも、脱いでいても、摩擦が生じるので強さが必要だし

直接肌に当たっているので肌触りも良く無いとダメ

強さと優しさを兼ね揃えていないとダメな訳です

 

冒頭に書いた「ファッションの中で要求が一番多いものなのではないだろうかと思う」

ということがこれでご理解いただけたかと思う

 

 

 

 

その上でHows Thatが何を目指しているか

言わずともこれらを満たすもの

きっとどこのブランドも同じことを言うはず

 

Hows Thatはその中でも

「らしさ」にこだわっている

Hows Thatらしさではなく

素材らしさ

 

 

コットンであれば

吸水性があり、湿気を外に発する特性があり

中空なので保温力も多少兼ね揃えている

その特性を活かすように

 

そうするには時間をかけてあげるしかないです

生産性を重視するのではなく、ゆっくり編み立ててあげます

そうすることで糸が消耗せずに製品として出てきてくれます

 

消耗していないと言うことは人間でいう「疲れていない」ということ

そうなるとパフォーマンスは自ずと良くなり

ちゃんと仕事をしてくれる

 

そうすると副産物としては着心地に繋がったり耐久性に優れたりとなって来ます

 

人間で考えても同じですよね

ブラック企業で働き詰めになってもパフォーマンスは下がる一方で

最悪体調を崩して

靴下も同じです 

結局いつも説明するのは「履けばわかる」です

Hows Thatのコンセプトは

「タンスにかえってくるのが待ち遠しくなる靴下」です

無意識に選ぶのもこそきっとその人が本当に履きたいもの

 

そんな靴下がHows Thatの靴下です

店名を「これが靴下」に変えようか

 

そう思っている今日この頃

六本松のくつした屋さん Hows That

福岡市中央区六本松1丁目4-11MM202

不定休

 

11:00~19:00