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日本製が本当に良いものなのか

How’s Thatが日本製にこだわっているにも関わらずかなり突き放した言い方のように聞こえる題名

「日本製が本当にいいものなのか?」ということ

 

これを読んでくださっている方はどうですか?

「日本製=良いもの」でしょうか

「気にしない」でしょうか

「モノによる」でしょうか?

 

 

残糸企画の靴下
残糸企画の靴下

「モノによるよね〜」っていうのが大多数ではないかと

「日本製=良いもの」は危険な考え方ではないかと思います

 

ではHow’s Thatはなぜ日本製であることを言うのか

なぜ日本製にこだわるのか…

それを今回書いていこうかと思います

 

How’s That夫婦の私物を見ていると様々です

 

服は比較的日本製が多いように感じますが

それでも多国籍な服

 

家電はほぼ海外

家具も

 

ダンナのカメラは日本製のところもあります

カメラ好きなら「あぁあそこね」とご存知かと

 

食品は毎日のことだから…

あれ?海外製なんてこともあるのではないでしょうか?

 

How’s Thatのモノづくりに日本製をこだわるのは、

「目の届く範囲」がキーワードになってます

 

日本製の編み機

日本での生産

原料は海外製でも紡績や染色、糸を支給してもらう会社…

 

日本であることがほとんどです

 

コットン
コットン

なぜ日本生産にこだわるのか

 

先ほども書いた「目が届く範囲だから」

工程を知っているんです

 

日本の編み機の会社は全て靴下の編み機作りから撤退しました

古い機械しか残ってません

 

最新の機械はプログラミングで動きますが古い機械は

職人が調整しないと動きません

 

職人は機械と一心同体なのでその日に微調整をします

目の届く範囲だからできること

 

靴下の伸縮に使う糸
靴下の伸縮に使う糸

靴下は編み立てをする工場だけでは完成しません

 

靴下の先を縫う「先縫い屋さん」

傷を見てA品か否かを見極める「傷見屋さん」

蒸気を当ててセットする「セット屋さん」

内職を専門とする「内職屋さん」

 

他にもたくさんの「職人」が一足の靴下を完成させるために手をかけます

 

その全てを日本で行います

編み立ての工場が他の職人の元へ持って行くのです

 

コスパ悪っ!って思うでしょ?

最初そう思いましたがやがて気付きます

 

ここの職人さんは仕事は早いけど…

ここはゆっくりだけど丁寧だな

 

とか

 

ほら…目の届く範囲でないとわかんないでしょう?

 

製品上がりだけで判断できない丁寧さとか

定期的にお会いするから信頼もできる

 

How’s That夫婦もちょくちょく関西へ戻るのはその為

みんなの顔を見に帰るんです

 

 

近況報告や皆さんからの声を関わってくれている職人に伝えに

職人も僕らにいろんな事を伝えてくれます

 

だからHow’s Thatの靴下は日本製にこだわり

その上で「How’s Thatの靴下は良いのだ!」と胸を張って言えます

 

まさしくHow’s Thatの意味でもある「これどう?!」です

 

レインボーベビーソックス
レインボーベビーソックス

靴下の産地は奈良県以外にもあります

 

 でもなぜ奈良県が生産量日本一を維持しているのか

 

How’s Thatは思います

 

分業を続けたから

 

 

経済成長最中、工場一貫が増えました

でも奈良県は分業を続けたのです

 

今のこの社会でも残してるんです

一見非効率に見えるこの流れは淘汰され生き残る為の手段だったのかもしれません

 

 

How’s Thatが日本製にこだわる理由少しは理解していただいたでしょうか

 

 

How’s That 店内
How’s That 店内

日本製が必ずしも良いものとは思いません

でもこれからもHow’s Thatは日本製にこだわり続けます

 

 

それでは店舗でお待ちしています

 

店舗

福岡市中央区六本松1丁目4-11MM202

時間

11:00~19:00

定休日

不店休